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日々の破片

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2007-11-02

_ フェアリー

子供に頼まれて、東京バレエ団の白鳥の湖を注文したら、すぐ届いた。で、一日中これが家の中を流れているのだが、チャイコフスキーは本当に、ドゥリーブとかミンクスとか、アダンとかとは比較するのも失礼なくらい、すげぇやつだなぁと思う。

こないだ見たのはルグリの仲間の名前忘れた人だったが(オディ*は上野水香で変わらないけど、この名前、どうしてか水野上香と良く言い間違えてしまうのだが、水野はともかく、ウエカって名前はあまりいなそうだ)、それより1年前のやつ。でも東京バレエ団側の配役は同じに見える。振り付けも同じで、最後はジークフリートが素手で戦いを挑むとロットバルトも魔法も使わず素手で勝負。ばかだね。鳥の羽が人間の掴める手にかなうはずもなく、羽をもぎとられて逃げ去っていく演出。で、長調に転じるので、おれは気持ち悪く感じる、という一連の流れ。

で、スペインの4人組がうまいってのと、音楽のよさから、スペインばっかりかかっている。チャプタ機能があるというのは便利なものだな。

ドンキホーテはバレエとしてはおもしろいのだが、そのおもしろいスペイン風の振り付けで、しかも音楽がすばらしいとなると、白鳥の湖になってしまうのかも。実際、そうなわけだが。

しかし、散々見て気付いたが、下衆のかんぐりかも知れないが、五反田(東京バレエ団の公演はほとんど五反田でやるんだけど、目黒通りから近いからなのかな?)行くといつも混んでて驚くわけだが、女性の観客がすごく多い。どのくらい多いかと言うと、男性トイレは待ち知らず、しかし女性トイレは数10メートルの列ができるというくらい。

で、ヒロインは日本人なのな。ユカリーシュカとかいうような人とか、覚えてしまった上野水香とか。で、ヒーロー(なんかカタカナで書くと変だがヒロインと対にするとどうしてもヒーローだ)は外国から招待した人。見ていると、別に日本人の男性舞踏家の質が低いわけじゃない。うまい人はうまいしなぁ。

だから、もしかしたら、これって白人コンプレクスみたいなものを刺激させる仕組みを利用した興行なのかな、とか思った。

とすると、男性舞踏家が日本で主演をやるのは構造的に難しいんじゃなかろうか、とか。熊川哲也みたく自分のカンパニーを作るとかしないと。あるいは、逆に向こうへ出て行くかしないと。

と、なかなかに奥が深い。

で、DVDが届いたのだが、奥さんがすごく疑わしそうな顔をして、これな〜に? とか包みを指差して訊くんで、ますます頭おかしいのか、と思ったが、指先を良く見るとフェアリーという送り主に反応したのか。確かに、怪しい名前だな、と納得したり。


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