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日々の破片

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2006-09-06

_ わらしべ長者

うさぎが川辺を歩いているとカニに呼ばれた。うさぎどんうさぎどん、ずいぶん髪の毛が長いじゃないか、おれが切ってやろう。

はて? とうさぎは考えた。全然、長いと思わないのだが。

長い長い、それは長い髪の毛が2本飛び出してるずら、とカニが言う。まるでおさげをさげた豚の尻尾のようだ。

豚の尻尾ってのはいやだなぁ、とうさぎは切ってもらうことにした。

そしてすべてが終わり、うさぎは礼を言って川辺を後にした。カニは切った髪の毛をそこらに捨てて、柿の種に水をやるために川の水を如雨露に汲むとそのまま柿畑へ去っていった。

そこにニートな男がやってきた。落ちてる2本の不思議な物体を拾うとしばらく考えた末、もやい結びで1本の紐状のものにして歩き出した。しばらくするとカナブンを見つけたので先っぽに結わえ付けて、また歩き出した。

そうこうすると、通りすがった牛車に乗った女の子が中から声をかけてきた。おら、そら欲しい。ただじゃやらんと言うと、代わりにミカンをくれるというので交換した。

そこへあらわでいでたるは黒い山高帽を被った三人の山賊達。村を襲おうと思ったが7人の強い侍が守っているそうなので、しょうがないのでそのへんをぶらぶら散歩していたのだ。

しめた、牛車だ。まずは、牛の鼻先へ胡椒吹き付け機。次に車輪を大きなまさかりで真っ二つ。昔はこのまさかりを担いで熊にまたがっていたものだ。そして、最後に取り出したるはラッパ銃。牛車の扉を開けて手を上げろ。しかし、そこへいたのはカナブンを飛ばして遊んでいる女の子。彼女は播磨の国は山椒大夫によって都へ売られていくところだったのだ。まあ、ついてるわ。おじさんたち、私を月まで連れてって。

しょうがないので、三人組は山の上の蜘蛛の巣城に子供を連れて行った。そのうち、そこら中から保元の乱やら応仁の乱やらで焼きだされた繊細な戦災孤児たちがわらわら集まってきて立派な街になった。山のてっぺんには3人組を記念してでっかな3個の山高帽が作られた。遠く京の町からも見えたそうな。

すてきな三にんぐみ(トミー=アンゲラー/いまえ よしとも)

_ enum

イニュームだなぁとは思うけど、イナムときどきイーナムと口にしてる。ニュマレイション(命数法――ニュメレイションのほうがカタカナっぽくて良いようだ)じゃなくてナンバリング(番号付け)のnumだろうと最初に誤解したのが始まりだな(なぜか先頭のeは無視しているわけだが)。

わかっているなら直せば良いのだ。というわけで、今この瞬間からイニュームときどきイニュムにしようかな。

_ 手法を知らない子供たち

引用を知らずに彼らは生まれた

換骨奪胎も知らずに彼らは育った

大人になってパクパク言い出す

酸欠金魚は血が回っていない


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